公大高専の授業の様子

公大高専の授業の様子を科目別に紹介します。

数学

 数学は複数の先生が話し合って授業方針を決め、計画通りに授業が進みます。

 先生は大阪大学や京都大学の大学院を卒業した人が多く、京都大学を主席で卒業した先生もいました。

 先生はみんな数学が大好きであり、数学の勉強時間を確保するために学生に関わろうとしません。ただし数学の質問をしにいけば、数学の話題になると歴史や雑学の面白いことを教えてくれます。

 数学者としては尊敬できる先生が多かったです。

物理

 数学同様に、物理は複数の先生が話し合って授業方針を決め、計画通りに授業が進みます。

 先生は京都大学を卒業した人が多く、京都大学出身でなくても京都大学の研究所から来ている先生もいました。

 授業では「高専の物理」という教科書を使いますが、教科書をほとんど使わない先生も多いです。そのため、教え方が上手な先生とそうでない先生によって物理の理解度に大きく影響します。

英語

 数学同様に、英語は複数の先生が話し合って授業方針を決め、計画通りに授業が進みます。

 普通の高校と違うところは工業英語を習うことです。1~3年生は工業英語を少し習いますが、4年生から本格的に習います。

化学

 数学同様に、化学は複数の先生が話し合って授業方針を決め、計画通りに授業が進みます。

 教科書通りに授業が進むため、先生の教え方は中学校の頃と変わりませんでした。

国語

 国語は非常勤の先生は中学校のようにしっかりと授業をします。

 しかし、常勤の先生の授業は適当です。わからないところを質問しても「わからなかったら理解しなくてもいいよ。」と言ってくる先生もいました。

歴史

 歴史は常勤の先生が多く、先生によって授業内容が大きく異なります。

 私が在学していた頃は、K先生が日本史を担当していました。その日本史は、授業の開始は遅くて終了は早い。他の教科に比べて休講が非常に多かったですが、校長に提出する資料には授業をしたことにしており、補講はゼロ。よって、授業時間が非常に少なかったです。

地学・生物

 地学や生物は非常勤の先生が担当するため、中学校のような普通の授業をしてくれます。

音楽・美術

 音楽・美術も非常勤の先生が担当しています。音楽は毎年恒例のカラオケ大会があり、生徒の前で歌を歌わされます。音楽の担当教員が変わっていなければ、現在でもカラオケは実施されているでしょう。

専門科目

 普通の高校に比べて、高専は専門科目が多いです。

 授業は教科書やノート、配布プリントのみでテスト勉強することになります。