公大高専のクラブ・部活の特徴

活動期間は5年間

(部活を「クラブ」という言い方もありますが、部活に統一します) 高専は5年制の学校のため、部活動の活動期間も5年間あります。

顧問は練習等を見に来ない

 先生は授業の用意や研究で忙しいので、(部活にもよりますが)ほとんど見に来ません。そのため、上級学年の学生たちが主体となって練習をします。

3年生までは全国大会、以後は高専大会

 3年生までは普通の高校生と同じく、通常の全国大会に参加できます。

 4年生からは年齢的に参加できないため「高専大会」に参加します。これは、全国の高専から集まった学生らが競う大会です。なお、部活によって異なりますが、1年生から参加できます。

 ここからは特徴的なクラブの紹介をします。

文化系

ろぼっと倶楽部

 ロボコン部です。大阪では圧倒的な強さを持ち、全国大会に何度か出場しています。

吹奏楽部

 男女混合の部活の中では、女子学生の割合が一番多い部活です。

汽車倶楽部

 鉄道クラブです。模型や下の動画のようなシミュレーターも作成しているようです。

 私が公大高専にいた頃は、鉄道オタクの先生が顧問になっているため、予算等も優遇されているかもしれません。

土に親しむ会

 農業部です。高専の畑に野菜などを栽培しています。

運動系

水泳部

 通常の水泳大会に加えて、「水球」と呼ばれる競技に参加しています。水球とはプールで行うハンドボールのような競技で、下のような感じです。

 映像では女性ばかりですが、高専はもちろん男子学生ばかりです。

 私が部員から直接聞いた話では、大阪に水球を行なっている水泳部はほとんどなく、簡単に全国大会に出場できます。

 また、高専祭では映画「ウォーターボーイズ」のようにシンクロ公演をしていました。(現在は不明)