2022年度:人気が元に戻る
2022年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:2.04倍
- 学力検査による選抜 : 1.81倍
昨年と異なり、学力選抜の入試倍率は適正な値まで戻りました。
2021年度:府大との合併以降、学力選抜は過去最低記録更新
2021年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.70倍
- 学力検査による選抜 : 1.37倍
府大との合併以降、学力選抜の入試倍率は過去最低の値となりました。
2020年度:府大との合併以降、特別選抜は過去最高記録更新
2020年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.90倍
- 学力検査による選抜 : 1.86倍
特別選抜の入試倍率は過去最高水準ですが、学力選抜の入試倍率は年々低下傾向です。
2019年度:4年連続で高水準
2019年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.55倍
- 学力検査による選抜 : 2.08倍
特別選抜と学力検査ともに入試倍率が2倍以上を超え、4年連続で高い水準を維持しています。
2018年度:府大との合併以降、特別選抜は過去最高記録更新
2018年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.70倍
- 学力検査による選抜 : 2.20倍
特別選抜の入試倍率は過去最高水準、学力選抜も高水準を維持しています。
2017年度:2016年に次ぐ最高水準に
2017年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.58倍
- 学力検査による選抜 : 2.25倍
2016年度と同様に、特別選抜も学力選抜も、入試倍率が過去最高水準に上がりました。
2016年度:府大との合併以降で過去最高記録更新
2016年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:3.58倍
- 学力検査による選抜 : 2.28倍
府大との合併以降、入試倍率が過去最低記録を更新した昨年度の反動なのか、学力選抜の入試倍率が過去最高記録を更新しました。特別選抜の入試倍率も非常に高い水準です。
2015年度:府大との合併以降で過去最低記録更新
2015年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:1.03倍
- 学力検査による選抜 :1.45倍
府大との合併以降、入試倍率が過去最低記録を更新しました。私が受験した、府大との合併前の時代と同じ水準に近づいています。
2014年度:府大との合併以降で過去最低に
2014年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:1.45倍
- 学力検査による選抜 :1.63倍
府大との合併以降、入試倍率が過去最高になった昨年とは反対に、今年は過去最低です。
2013年度:倍率は府大との合併以降で過去最高に
2013年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:1.85倍
- 学力検査による選抜 :2.26倍
近年は、毎年入試倍率が上がっています。おそらく、府外からの受験生が増えたのでしょう。
2012年度:募集定員削減と志願者増により倍率は急増
2012年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:1.58倍
- 学力検査による選抜 :1.80倍
2011年度から募集定員が200→160名に減り、競争が激しくなりました。
公大高専は学力の低下を防ぐために、募集定員を20%減らして、入試倍率を高めました。大学生の就職難によって、保護者から高専の人気が上がり、入学志願者が急増。
よって、募集定員低下と入学志願者増加により倍率は急激に上がっています。
2010年度より以前の傾向:入試倍率は低かった
募集人数が200人だった2010年度の入試倍率は次のようになります。
- 小論文と面接による特別選抜:5.00倍
- 学力検査による選抜 :1.43倍
大阪公立大学と合併する前の、私が受験した頃は入試倍率が1.2倍程度でした。
高専の入試に失敗しても、公立高校の後期試験を受けることができるので、明らかに学力が足りない人も受けます。にもかかわらず入試倍率が低いので、合格する人は偏差値50~65と幅広いです。