詐欺の手順はごく単純
旧・府大高専の卒業生が母校の闇をつぶやくブログ にも書かれていますが、公大高専の先輩にヤフーオークションで詐欺をした後、刑務所に入る一歩手前で自殺した学生がいました。
その先輩がやった手口は、「ヤフーオークションに出品した商品の代金は受けるが商品自体は送らない」といったよくあるオークション詐欺です。
学校側は責任逃れを試みる
事件の流れはこんな感じです。
まず、オークション詐欺の被害届を受けた警察は捜査し、犯人のIPアドレスが(旧)公大高専から来たものであることがわかり、公大高専に捜査のメスが入ります。
IPアドレスから、どの学生が犯人かわかりましたが、学校側は責任を取りたくないため、学生に「君のIDが利用されてオークション詐欺が行われている。今すぐIDを変更した方がいいですよ。」といって、加害者ではなく被害者として扱います。
犯人はネットカフェで詐欺を続ける
学生にIDの不正使用について伝えると犯行がピタッと止まります。その学生はそこで犯行やめればよかったのですが、今度はネットカフェでオークション詐欺を続けました。
ネットカフェでも、IPアドレスでどの端末から犯行が行われているのかわかるため、犯人が特定されます。
後もう少しで逮捕される時、刑務所行きを恐れた学生が自宅でクビを吊って自殺しました。
学校は一安心
学校内で自殺されれば学校がマスコミから攻撃されます。
一方、今回の事件のように「自殺場所が学校の外」「犯行場所も学校の外」といった場合、学校は責任を負わなくていいので、言い方は悪いですが、先生いはくラッキーだったようです。